The story of Times Square · 1 min · 日本語

世界の交差点、タイムズスクエア:眠らない街の鼓動を感じて

A narrated story about Times Square — press play, or read it below.

Avsha narrates a story about wherever you are — any street, in your language. Free to start, no account.

The story

ニューヨークの鼓動が最も激しく打つ場所、タイムズスクエアへようこそ。私は案内人のアヴシャです。今、あなたの目の前に広がる景色を眺めてみてください。

巨大なデジタル看板から放たれる圧倒的な光、世界中から集まった人々の話し声、そして絶え間なく流れるイエローキャブのクラクション。ここが「世界の交差点」と呼ばれる理由が、肌で感じられるはずです。 かつて、この場所は今のような煌びやかな姿ではありませんでした。

19世紀後半、ここは「ロングエーカー・スクエア」と呼ばれ、馬車や馬小屋が並ぶ静かな場所だったのです。転機が訪れたのは1904年のこと。ニューヨーク・タイムズ紙が、当時はまだ珍しかった高層の本社ビルをここに建て、地下鉄が開通したことで、この広場は「タイムズスクエア」と名付けられました。

正面にそびえる細長いビル、ワン・タイムズスクエアに注目してください。建物の頂上に見えるのは、世界的に有名な大晦日のカウントダウンで使われるクリスタル・ボールです。100年以上にわたり、何百万人もの人々がこの場所で息を呑み、新しい一年の幕開けを祝ってきました。

少し視線をずらすと、劇場街ブロードウェイの入り口が見えてきます。ここは「グレート・ホワイト・ウェイ」とも呼ばれています。かつて電気が普及し始めた頃、この通りの劇場たちが競うように白い電球で看板を飾ったことがその由来です。

今でも、42丁目から47丁目にかけて並ぶ劇場の灯りは、夢を追う俳優や観客たちを惹きつけてやみません。 中央にある赤い大階段、TKTS(ティーケーティーエス)のブースは、この街の熱気を感じる特等席です。ここに座って周囲を見渡せば、ギター一本で歌うストリートミュージシャンや、精巧なコスチュームに身を包んだパフォーマーたちが、この巨大なステージの一部として溶け込んでいるのが分かるでしょう。

また、毎晩午後11時57分になると、この場所では魔法のような出来事が起こります。「ミッドナイト・モーメント」と呼ばれる、世界最大かつ最長のデジタルアート展示です。何十もの巨大スクリーンが一斉に同期し、数分間だけ広告が消え、美しいアート作品に塗り替えられるのです。

タイムズスクエアは、常に変化し続ける生き物のような場所です。混沌としていながらも、どこか一体感を感じさせるこの広場を歩きながら、ニューヨークという街が持つ無限のエネルギーを、どうぞ存分に吸い込んでください。次の角を曲がるたびに、また新しい物語があなたを待っています。

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