The story of The Hagia Sophia · 1 min · 日本語

時を超え、文明が交差する聖なる空間:アヤソフィア

A narrated story about The Hagia Sophia — press play, or read it below.

Avsha narrates a story about wherever you are — any street, in your language. Free to start, no account.

The story

皆様、イスタンブールの歴史的な中心地にようこそ。今、皆様の目の前にそびえ立っているのは、1500年以上にわたりこの街の魂であり続けてきたアヤソフィアです。かつてのコンスタンティノープル、そして現在のイスタンブール。

この巨大なドームを見上げると、二つの偉大な帝国、そして二つの宗教が織りなしてきた壮大な物語が、目の前に鮮やかに蘇ります。 537年、ビザンツ皇帝ユスティニアヌス1世の命により、この建物はキリスト教の大聖堂として誕生しました。当時としては驚異的なわずか5年という歳月で完成した際、皇帝はあまりの美しさに「ソロモンよ、私はあなたを超えた!

」と叫んだと伝えられています。見上げるほど高い中央ドームを見てください。40もの窓から差し込む光が、まるでドームを宙に浮かび上がらせているかのように見えませんか。

当時の人々は、このドームは天から黄金の鎖で吊るされているのだと信じていたそうです。 しかし、1453年、歴史は大きな転換点を迎えます。オスマン帝国のメフメト2世がこの街を征服したとき、アヤソフィアはモスクへと姿を変えました。

周囲に4本のミナレットが建てられ、内部の美しいモザイク画は漆喰で覆われましたが、それは破壊のためではなく、むしろ保護のためでした。そのため、今日私たちは、キリスト教の聖母マリアのモザイクと、イスラム教の偉大な指導者の名が刻まれた巨大な円盤が、同じ空間に共存するという世界でも稀な光景を目にすることができるのです。 足元の大理石にも注目してみてください。

波打つような模様は、まるで海が凍りついたかのようです。また、聖堂の奥にある「オムファリオン」と呼ばれる色大理石の床は、かつてビザンツ皇帝が戴冠式を行った「世界の中心」とされる場所です。さらに、左奥の柱には「すすり泣く柱」と呼ばれる不思議な伝説があります。

柱に開いた穴に親指を入れ、願いを込めて一回転させることができれば、その願いは叶うと言い伝えられています。 アヤソフィアは単なる建築物ではありません。それは東洋と西洋、そして過去と現在が絶え間なく対話を続ける場所です。

漂う香香や、広大な空間に響く微かな音に耳を澄ませながら、この「世界の驚異」が刻んできた重厚な時の流れを、どうぞ肌で感じてみてください。

This story in other languages