The story of The Colosseum · 1 min · 日本語

永遠の都の象徴、コロッセオ:剣闘士の咆哮と歴史の残響

A narrated story about The Colosseum — press play, or read it below.

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The story

皆様、こんにちは。エキスパートガイドのアヴシャです。今、私たちはイタリア、ローマの歴史が深く息づく中心部に立っています。

目の前にそびえ立つのは、二千年の時を超えて今なお圧倒的な存在感を放つ、世界最大の円形闘技場、コロッセオです。足元に広がる古の石畳の感触を楽しみながら、天を突くような巨大な石の壁を見つめてみてください。 この建物の正式名称は、フラウィウス円形闘技場といいます。

西暦80年に完成したこの場所には、当時、約5万人から8万人もの観客が詰めかけました。この巨大な構造物は、主にトラバーチンという地元の石灰岩で造られています。かつて、この外壁全体はまばゆいばかりの白い大理石で覆われ、地中海の太陽を反射して、街全体を照らすほど神々しく輝いていたといいます。

さあ、当時の様子を想像してみましょう。このアリーナはかつて、熱狂と興奮、そして時には残酷なまでのドラマに包まれていました。砂の敷かれた舞台では、命を懸けた剣闘士たちの戦いが繰り広げられ、観客の耳をつんざくような大歓声が響き渡っていました。

アフリカの奥地から運ばれたライオンやヒョウといった猛獣たちの低い咆哮が、地下のトンネルから漏れ聞こえてきたことでしょう。驚くべきことに、初期の頃にはこのアリーナに水を張り、本物の船を浮かべて模擬海戦まで行われたと言われています。 中央の地面の下、複雑に入り組んだ地下遺構、ハイポジュウムに注目してください。

ここにはかつて、人力の昇降機や跳ね橋があり、戦士や猛獣がアリーナの至る所から突然現れるという、現代の劇場顔負けの演出が施されていました。また、はるか上空を見上げると、強い日差しから観客を守るための巨大な可動式の日よけ、ヴェラリウムを支える支柱の跡も見つかるはずです。 ローマ帝国が衰退すると、コロッセオは採石場として扱われ、その貴重な大理石はサン・ピエトロ大聖堂など、他の有名な建物の材料として持ち去られてしまいました。

しかし、剥き出しの煉瓦と空洞が目立つ現在の姿こそが、ローマの不朽の力強さを物語っています。かつての血塗られた見世物の舞台は、今では平和と歴史の重みを伝える世界遺産となりました。この巨大な遺跡の石一つひとつに刻まれた、数えきれない人々の命と情熱の物語に思いを馳せながら、ゆっくりとこの聖なる空間を歩んでいきましょう。

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